医師・歯科医師・薬剤師・看護師などの医療関係者が2年ごとに行う「届出」の様式を見直す省令改正案が示され、意見募集(パブリックコメント)が行われています。これは確定した内容ではなく、「案」の段階です。
背景
医師、歯科医師、保健師・助産師・看護師、歯科技工士、薬剤師、歯科衛生士は、保健衛生行政上その分布や業態を正確に把握するため、2年ごとに氏名・住所などを、住所地の都道府県知事を経由して厚生労働大臣に届け出ることが各法律で義務づけられています。その届出の様式は、各職種の施行規則で定められています。
令和9年(2027年)は、この2年ごとの届出を行う年にあたります。各都道府県への届出票の送付に先立ち、届出様式を改正するものです。
何が変わるのか
改正案の主なポイントは次のとおりです。
- 氏名欄に「旧姓」を記載する欄を新設します。届出様式だけでなく、各法令に規定される他の様式にも横断的に旧姓欄を設けます。
- 氏名欄のメールアドレス欄を削除します。
- 大学名の変更などを反映します。たとえば「東京医科歯科大学」を「東京科学大学」に、「昭和大学」を「昭和医科大学」に変更し、薬剤師の様式では「岐阜医療科学大学」を追加します。
- 保健師助産師看護師の届出様式では、所在地欄に市町村コードを記載する欄を新設します。
- 歯科医師の様式では、該当する診療科名がない場合に最も近い診療科名の番号を選ぶ旨の注意書きを追加するなど、様式ごとに所要の改正を行います。
いつ・どんなスケジュールか
- 意見募集の期間:2026年7月3日〜2026年8月2日(23時59分まで)※終了しました
- 公布の予定:令和8年(2026年)8月
- 施行期日:公布日。ただし一部の様式(第3号書式など)の改正規定は令和9年(2027年)4月1日施行の予定です。
意見募集は終了しましたが、2026年8月4日時点で意見募集の結果の公示や省令の公布は確認できていません。まだ案の段階で、確定・施行されたものではありません。寄せられた意見を踏まえて内容が変わることもあるため、最新の状況は下記の公式ページで確認してください。
誰に関係するか
医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・歯科技工士・歯科衛生士として2年ごとの届出を行う人に関わります。届出事務を扱う医療機関や自治体の担当者にも関係します。
意見募集は終了しました
意見募集(パブリックコメント)は2026年8月2日23時59分で終了しました。新たに意見を提出することはできません。
案の詳しい内容(概要・意見募集要領)は、引き続きe-Govの該当ページで確認できます。寄せられた意見とそれに対する考え方は、今後e-Govで結果として公示される予定です。
出典
- e-Govパブリックコメント「医師法施行規則等の一部を改正する省令案に関する御意見の募集について」(案件番号495260103)/厚生労働省 医政局医事課
- 意見募集の該当ページ(e-Gov)