社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の国家試験の受験手数料を引き上げる政令・省令の改正が公布されました(社会福祉士及び介護福祉士法施行令及び精神保健福祉士法施行令の一部を改正する政令=令和8年政令第229号ほか)。令和8年7月17日に公布され、令和8年7月18日から施行されます。所管は厚生労働省です。
なぜ引き上げるのか
これらの国家試験は、受験手数料で試験の運営経費をまかなう仕組みになっています。厚生労働省によると、受験申込者数の減少や物価・人件費の高騰などの影響で、令和6年度以降、試験運営経費が受験手数料収入を大幅に上回る状態が続いています。令和8年度以降も国家試験を継続して実施するため、今回の改定を行うとしています。
新しい受験手数料(現行 → 改正後)
社会福祉士試験
| 区分 | 現行 | 改正後 |
|---|---|---|
| 一般受験者 | 19,370円 | 24,300円 |
| 科目免除者 | 16,230円 | 20,460円 |
| 同時受験者 | 16,840円 | 21,720円 |
介護福祉士試験
| 区分 | 現行 | 改正後 |
|---|---|---|
| (一律) | 18,380円 | 20,510円 |
精神保健福祉士試験
| 区分 | 現行 | 改正後 |
|---|---|---|
| 一般受験者 | 24,140円 | 28,910円 |
| 科目免除者 | 18,820円 | 22,950円 |
| 同時受験者 | 19,520円 | 23,300円 |
- 科目免除者とは、法令の規定に基づいて試験科目の免除を受ける人のことです。
- 同時受験者とは、社会福祉士試験と精神保健福祉士試験を同時に受けようとする人のことです(それぞれの試験で該当します)。
いつから適用されるのか
改正政令・省令の施行日は令和8年7月18日です。以降に行う手続について、新しい受験手数料が適用されます。実際の受験申込みの時期や納付方法、自分が該当する区分の金額は、試験ごとに公表される「受験の手引き」などで必ず確認してください。
意見募集の結果
この改正案については、令和8年5月29日から6月29日まで意見募集(パブリックコメント)が行われ、35件の意見が提出されました。提出された意見を踏まえた案の修正は行われず、当初の案のとおり公布されています。
問い合わせ・確認先
- 厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室
- 詳細は下記の公式ページ(意見募集の結果)で確認できます。