消費者庁は2026年6月26日、消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故を公表しました。このうち、すでにメーカーがリコール(回収・交換)を行っている製品で火災等が起きた事故として、充電式の高圧洗浄機とポータブル電源が挙げられています。
手元に同じ製品がないか、まず型番を確認してください。対象であれば、使用をやめて各社の窓口に連絡します。
充電式高圧洗浄機(サイン・ハウス)
車両などに置いていた充電式の高圧洗浄機本体および周辺から出火する火災が報告されています。製品に搭載されたバッテリーパックのバッテリーセルが、製造過程の問題により発火するおそれがあるとされています。
- 製品:ポータブル高圧洗浄機(ブランド:SPICERR)
- 型番:SWU-1/PHP-1
- 事業者:株式会社サイン・ハウス(輸入事業者)
- 販売期間:2024年7月18日〜
- 対象台数:88,710台
- 対応:回収・交換(2025年8月4日からリコールを実施)
- 回収率:68.8%(2026年5月31日時点)
対象品は使用をやめ、本体の風袋(ふうたい)を冷ましてから保管するよう案内されています。問い合わせ先は次のとおりです。
- サイン・ハウス お問い合わせ窓口:0120-196-353(平日10:00〜17:00、土日祝・年末年始を除く)
- 受付フォーム・案内ページ:サイン・ハウス リコール情報(SWU-1)
ポータブル電源(EcoFlow)
ポータブル電源本体および周辺から出火する火災が報告されています。メーカーは対象製品について無償交換を実施しています。
- 製品:ポータブル電源(リチウムイオン)
- 品番:EFDELTA1300-JP
- 事業者:EcoFlow Technology Japan株式会社(輸入事業者)
- 販売期間:2019年11月18日〜2023年4月30日
- 対象台数:29,000台
- 対応:無償交換(2025年2月25日からリコールを実施)
- 回収率:42.0%(2026年6月16日時点)
対象かどうかは、製品本体底面のシールに記載された「SN:」のあと、Dから始まる15桁のシリアルナンバーで確認できます。対象品は使用をやめ、バッテリー残量を0%まで放電してから、湿気が少なく直射日光の当たらない場所に保管するよう案内されています。問い合わせ先は次のとおりです。
- EcoFlow Technology Japan お問い合わせ窓口:050-3355-3196(平日9:30〜17:30、土日祝・年末年始を除く)
- 受付・案内ページ:EcoFlow リコール・交換のご案内
なお、今回報告されたポータブル電源の事故が、上記リコールによるものかどうかは、現時点では分からないと消費者庁は説明しています。
消費者庁の留意事項
今回の内容は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づく報告内容の概要です。現時点では調査などにより事実関係が確認されたものではなく、事故原因について消費者庁が評価を行ったものではありません。速報段階のものであり、今後の追加情報や事故調査の進展により、変更または削除される可能性があります。
対象機種、型番、シリアル番号、手続きの詳細は、消費者庁が公表した別紙(公式ページのPDF)と各社の公式サイトに記載されています。正確な情報は公式ページでご確認ください。