消費者ホットライン188とは? 使い方・クーリング・オフ・ほかの相談窓口との使い分け

「消費者ホットライン188」は、消費生活に関するトラブルで困ったときに、身近な消費生活センターや相談窓口を案内してくれる全国共通の電話番号です。「一人で悩まずに相談する」最初の一歩として、消費者庁が案内しています。

188で何ができる?

局番なしで「188」にかけ、郵便番号などを入力すると、お住まいの市区町村や都道府県の消費生活相談窓口を案内してもらえます。相談自体は無料です。

かけ方

全国どこからでも、局番なしで「188(いやや)」。これは電話の市外局番ではない点に注意してください。

受付日・通話料

施設点検日や年末年始を除き、土日祝日も原則毎日利用できます。相談は無料ですが、相談窓口につながった時点から通話料が発生します(一般回線で8.5円/180秒、携帯電話で10円/20秒など。契約プランにより異なります)。

つながらないとき

一部のIP電話・プリペイド式携帯電話・電話リレーサービスからは188につながらないため、お住まいの地域の相談窓口に直接おかけください。バックアップ相談として 03-3446-0999(平日10時〜16時)も案内されています。

クーリング・オフできる取引と期間

188に相談する前に知っておきたいのが「クーリング・オフ」です。一定の期間内なら、理由を問わず契約の申込みを撤回したり、契約を解除したりできます。

取引の種類期間
訪問販売(キャッチセールスなどを含む)8日間
電話勧誘販売8日間
特定継続的役務提供(エステ、語学教室など)8日間
訪問購入(業者が自宅に来て物を買い取る)8日間
連鎖販売取引(マルチ商法)20日間
業務提供誘引販売取引(内職商法など)20日間
  • 期間内に、書面または電磁的記録(電子メールやウェブのフォームなど)で通知します。電磁的記録での通知は2022年6月から認められています。
  • 通知には、契約を特定する情報と、通知を出した日を書きます。郵送するときは記録が残る方法を使い、控えを保管しておきましょう。
  • 通信販売(ネットショッピング・テレビ通販など)はクーリング・オフの対象外です。ただし、事業者が広告で返品についての特約を示していなければ、商品を受け取った日を含めて8日以内なら返品できます(返送の費用は消費者の負担)。

期間を過ぎていたり、対象外の取引だったりしても、解決の方法がある場合があります。あきらめずに188に相談してください。

ほかの相談窓口との使い分け

困っていること相談先番号・受付
契約・悪質商法・ネット通販のトラブル消費者ホットライン188(原則毎日)
詐欺の被害にあった、脅されている、ストーカーなど(緊急でない)警察相談専用電話#9110(平日8:30〜17:15が基本。都道府県警察で異なる)
今まさに危険が迫っている警察110
法律上どうなるか知りたい、弁護士を探したい法テラス・サポートダイヤル0570-078374(平日9〜21時、土曜9〜17時)
解雇・賃金・パワハラなど職場のトラブル総合労働相談コーナー労働相談はどこにする?

#9110は通話料が利用者負担で、ダイヤル回線や一部のIP電話からは使えません。法テラスのサポートダイヤルにIP電話などからつながらない場合は、03-6745-5600にかけます。

相談の前にそろえておくもの

相談をスムーズに進めるために、次のものを手元に用意しておきましょう(本サイトによる整理です)。

  • 契約書、申込書、領収書、パンフレットや広告の画面
  • 事業者の名前・住所・電話番号、担当者の名前
  • いつ、どこで、どんな説明を受けて契約したかのメモ
  • メール・SMS・チャットのやりとり(削除せずに保存)
  • 支払った金額と支払方法(クレジットカード、コード決済、振込など)

注意

消費者庁・国民生活センターをかたる偽のハガキに関する注意喚起も出ています。不審な連絡があったときも、慌てず公式情報や188で確認してください。最新の情報は公式ページでご確認ください。

確認先

家族に説明するなら

契約トラブルや悪質商法で困ったら、局番なしで「188」に電話すると、近くの相談窓口を案内してくれるよ。

本記事は公式情報をもとにした要約です。最新かつ正確な情報、申請条件、期限は必ず公式ページでご確認ください。